のいちごの保育方針


 

生きる根っこを育てる 


 子どもたちは水・泥・砂・太陽などの自然に触れ、遊びの中で五感を働かせ、自ら生きる力を育んでいきます。のいちごでは、豊かな自然環境の中で遊ぶことが乳幼児にとって一番大切であると考え、 その環境づくりに力を入れています。

 

 

 


 

食べる

 

産地がわかり、安心して食べられる素材を使って、季節を感じられる手作りの給食とおやつを提供しています。 無農薬の五分つき米、無添加の調味料、新鮮な野菜など食材選びから気をつけています。食器はプラスチックや金属ではなく、温もりのある陶器を使っています。


からだとこころを育む ‐ ロールマットとリズム遊び  

 

 

当園では、子どもたちの健やかな成長を支えるために、
故・斎藤公子氏(さくら・さくらんぼ保育園創設者)が考案した
「ロールマット」「リズム遊び」を毎日行っています。

体のバランスや神経の発達、そして心の安定にまでつながる効果があります。

 

 

 リズム遊び

 

生のピアノに合わせて、生命の進化の法則に沿った動きを“遊び”として行います。赤ちゃんの寝返りやお腹をついたい這い、高這いから、歩く・走る・止まる・しゃがむといった多様な動きまで、日々繰り返すことで体幹が育ち、瞬発力やコントロールする力が伸びます。
これは訓練ではなく、子どもたちが夢中になって楽しむ「遊び」です。6歳になる頃には、舞踏のような表現や集団での動きも加わり、協調性や創造性も育まれます。


 

ロールマット

 

ロール状のマットにうつ伏せになり、背骨を左右にゆすることで体が自然に脱力し、歪みが整っていきます。

左右のバランスに差がある子も、続けるうちにだんだん均等になっていきます。
また、マットから前転することで一瞬で頭まで血が巡り、手をついて頭を守る動作も自然に身につきます
さらに、介助者の手で身体を左右に揺らす「金魚運動」は、頭から足先まで血流を促し、心地よいリラックス効果をもたらします。

これらを毎日行うことで、子どもたちの体は内側から整っていきます。


 

良質な絵本や文学 
ほんものを大切にした保育


良質の絵本や紙芝居を見聞きして育った子どもたちはお話が大好き。また、音楽や美術など、本物の芸術に触れることで、幼児期の感性を育てます。玩具は木製のもの、衣服は科学繊維でなく綿100%のものなど、安心して触れられるものにこだわっています


自分の足であるかせてほしい 

 たとえ 何度ころんでも 

   どんなにおそくても


自分の手でやらせてほしい 

 たとえ どんなにきずをつけても 

 どんなに下手であっても


自分の頭で考えさせてほしい 

 たとえ どんなに間違っていても

 その間違いが 必ず

 その後の育ちに役立ってくれるのだから

 

斎藤公子著『子育て・綿を織るしごと』より~

 

↑これは、さくら・さくらんぼ保育園を創設した斉藤公子氏の教えの中から、

私たち大人が大切にしていることばであり、のいちごこども園の保育方針の原点になっています。

 

何でも食べられる子、心地よく眠れる子、友達と楽しく遊べる子、この生きていく源の力を育てるために、食材に気を配り、自然の中で水や土に十分触れ、「リズム遊び」で身体を動かす楽しさを味わえる保育をしています。

 

また、核家族化や出生率低下により、子どもの数が減り、兄弟姉妹が

少ない中、親も 子も人との関わり方がわからず、子育てに不安を抱えている

親御さんが少なくありません。

 

インターネット等による情報が多すぎて、逆に何を選んでいいかわからない、

という声も多く聞かれます。

 

のいちごこども園では、

『自分の足で歩き、自分の手で行い、自分の頭で 考える』

自ら動ける子に育つよう、私たち大人はそのお手伝いをしています。

 

大人の方も、もちろん子ども達も、のいちご こども園の生活を実際に見、聞き、肌で感じていただくと、子育てのヒントも見つかると思います。


是非、一度“体験”にきてください!!

そして、この出会いを、大切にしていきたいですね。