生きる根っこを育てる
子どもたちは水・泥・砂・太陽などの自然に触れ、遊びの中で五感を働かせ、自ら生きる力を育んでいきます。のいちごでは、豊かな自然環境の中で遊ぶことが乳幼児にとって一番大切であると考え、 その環境づくりに力を入れています。
食べる
産地がわかり、安心して食べられる素材を使って、季節を感じられる手作りの給食とおやつを提供しています。 無農薬の五分つき米、無添加の調味料、新鮮な野菜など食材選びから気をつけています。食器はプラスチックや金属ではなく、温もりのある陶器を使っています。
リズム遊び
「リズム遊び」は、全国的にも有名なさくら・さくらんぼ保育園の創立者斎藤公子氏が考案されたもので、運動神経や脳の発達を促すといわれています。「リズム遊び」で楽しく身体を動かすことで、しなやかな身体と五感をもった子どもに育ちます。
ロールマット
斎藤公子氏により考案された「ロールマット」は、球状のマットに身体をゆだねることにより、身体の緊張を緩ませ、左右のバランスを整える運動です。介助者の手で身体を左右に揺らす金魚運動により、頭から足先までの血流もよくなります。
良質な絵本や文学
ほんものを大切にした保育
良質の絵本や紙芝居を見聞きして育った子どもたちはお話が大好き。また、音楽や美術など、本物の芸術に触れることで、幼児期の感性を育てます。玩具は木製のもの、衣服は科学繊維でなく綿100%のものなど、安心して触れられるものにこだわっています。
自分の足であるかせてほしい
たとえ 何度ころんでも
どんなにおそくても
自分の手でやらせてほしい
たとえ どんなにきずをつけても
どんなに下手であっても
自分の頭で考えさせてほしい
たとえ どんなに間違っていても
その間違いが 必ず
その後の育ちに役立ってくれるのだから
~斎藤公子著『子育て・綿を織るしごと』より~
↑これは、さくら・さくらんぼ保育園を創設した斉藤公子氏の教えの中から、
私たち大人が大切にしていることばであり、のいちごこども園の保育方針の原点になっています。
何でも食べられる子、心地よく眠れる子、友達と楽しく遊べる子、この生きていく源の力を育てるために、食材に気を配り、自然の中で水や土に十分触れ、「リズム遊び」で身体を動かす楽しさを味わえる保育をしています。
また、核家族化や出生率低下により、子どもの数が減り、兄弟姉妹が
少ない中、親も 子も人との関わり方がわからず、子育てに不安を抱えている
親御さんが少なくありません。
インターネット等による情報が多すぎて、逆に何を選んでいいかわからない、
という声も多く聞かれます。
のいちごこども園では、
『自分の足で歩き、自分の手で行い、自分の頭で 考える』
自ら動ける子に育つよう、私たち大人はそのお手伝いをしています。
大人の方も、もちろん子ども達も、のいちご こども園の生活を実際に見、
聞き、肌で感じていただくと、子育てのヒントも見つかると思います。
是非、一度“体験”においで下さい。
そして、この出会いを、大切にしていきたいですね。